カウンセリング
当院では、心理士によるカウンセリングを受けられます。
うまくいかないとき、つらいとき、その気持ちや考えをカウンセリングでお話ください。
言葉にしてみることで気持ちがすっきりし、考えがまとまることはよくあります。
カウンセリングでは、問題解決の方法を患者さんと一緒に考え、より「ご自分らしくいられる」ことを目指します。
必要に応じて心理検査を行い、つまずきの原因を一緒に探していくこともできます。
カウンセリングご希望の際には、医師やスタッフにお話ください。
※カウンセリングは予約制です。
内容
- カウンセリング
- 家族・上司相談
- 心理検査
- 箱庭療法
箱庭療法
箱庭療法とは?
箱庭療法とは?
箱庭療法は、イギリスの小児科医のローエンフェルト(Lowenfeld,M)が、子供のための心理療法として考え出し、1921年に世界技法(The World Technique)として発表したものです。その後スイス人のドラ・カルフ(D.Kalf)が、ユング心理学を基礎として発展させ、砂遊び療法(Sandplay Therapy)として確立しました。スイスのユング研究所に留学してした河合隼雄氏が、カルフより教えを受け、非言語的表現の多い日本の文化に適して
いると思い、箱庭療法と名づけて日本に導入しました。
箱庭療法の具他的なやり方としては、縦52cm、横72cm、高さ7cmの木の箱の中に砂が入っています。その箱の中に家、人、植物、動物、乗り物などの様々なミニチュアを自由に置くことによって、一つの世界を作り出します。することはただそれだけですが、そこに表現された世界は小さな宇宙であり、心の深いところのイメージを表しているものです。
子ども達は楽しい遊びとして箱庭に向かい、自分の心の問題を表現していきます。大人でも実際に箱庭を作ってみると、もやもやした自分の心をのぞき
見て、思いがけない自分を発見することもあります。誰でも何かを創る時は、全体のバランスを見たり、満足したり、不満なところを手直しします。
自分で創って自分でバランスをとるという経験は、心が自然に広がり、心の自然治癒力を高めることにつながります。心理療法というよりは創造的な遊びとして、今の自分にしか創れないたったひとつの作品を創るつもりで楽しみながら箱庭を体験してみてください。あなたの人生にダイナミックな流れが
生まれることになるでしょう。